なぁなぁルネちゃん〜。
バンクシーの正体って結局のところ誰なんだ?
気になって「バンクシー」でGoogle検索してみたら、
このスキンヘッドのおっちゃんがバンクシー……?
うふふふふふ♪笑
この彼は、ストリートアートを扱うギャラリストの「スティーブ・ラザリデス」という人物よ。
まったくバンクシーと縁がないわけではなく、2008年頃まではバンクシーの代理業者として作品を扱ったり世間にプッシュしたりしていたのよ。
な〜んだ!勘違いしたぜ!笑
匿名で活動しているバンクシーの正体がそんなに簡単に見つかるわけないじゃない。笑
というわけで今回の記事では、覆面芸術家バンクシーの正体に迫っていくわね。
覆面芸術家「バンクシー」とは?
そもそもバンクシーがどんな芸術家でどんな作品を作っているのか知りたい人は以下の記事を読んでみてほしいわ♪
バンクシーは一人ではない?
それにしてもバンクシーってすげぇよな〜。
そりゃ確かにステンシルで制作しているから、どんどん作品を作っていけるのかもしれないけどさ、世界中の壁に作品があるんだろ?
そうね。
中には紛争地帯に描かれた作品もあるわね。
いや、ほんとな!
分身でもしているのかって感じだよな〜!
そうなのよ、だから一人のアーティストではないのでは?という説があるわ。
えええ?!
マジかよ?!
作品のコンセプトを考える人と実際に壁にスプレーを吹き付ける人が別の可能性はあるわね。
ステンシルは型紙さえできていれば、技術がない人でも複製が可能だからね。
ただ、それって結局はその「コンセプトを考える人」こそがバンクシーだよなぁ。
どんな人なんだろう?
バンクシーはあのミュージシャン?
いろいろと噂は飛び交っているけど、有力な説の一つとして「あるイギリスのバンドのメンバー」がバンクシーなのでは?と疑われているわ。
誰だ……?(ゴクリ)
イギリスのブリストル出身のバンド「マッシヴ・アタック」のメンバー「3D(ロバート・デル・ナジャ)」よ。
バンド「マッシヴ・アタック」の3Dこと、ロバート・デル・ナジャ
参照:amass
その、デル・ナジャという人は、なんでバンクシーの正体だって疑われているんだ?
まず、活動拠点が街までまったく同じというのがあるわね。
マッシヴ・アタックが結成されたのも、バンクシーが活動をしていたのもイギリスのブリストルという街なのよ。
さらに言うと、デル・ナジャも元々グラフィティのアーティストとしてブリストルで活動していたの。
うーん、でもブリストルはグラフィティの聖地だし、同じ場所で活動している人はいっぱいいそうだよなぁ。
デル・ナジャ=バンクシー説がまことしやかに囁かれているのには、他にも理由があるわ。
バンクシーの作品が発表される場所と、「マッシヴ・アタック」がツアーで巡った国がかぶっているの。
なにぃ……!
さらに、観光客がたまたま撮ったグラフィティ作成直後の人物がデル・ナジャに似ているという出来事もあったわ。
制作直後のバンクシー?
参照:UK Home | Daily Mail Online
が、画質が粗いからなんとも言えねぇ……!
うふふ、まぁそうよね。
ただ、この後ろの戸に描かれているグラフィティは紛れもなくバンクシーの作品なの。
本当だ!
公式Instagramで投稿されている……!
とはいえ、もしバンクシーが複数人で活動していたとしたら、この人物はバンクシー本人ではなくあくまで実行部隊の可能性があるわね。
最後にもう一つ、デル・ナジャ=バンクシー説を推せる理由が、名前で呼んでしまった事件よ。
デル・ナジャと以前から親交のあるイギリスの人気DJ「ゴールディー」が、ポッドキャスト(※1)の番組でバンクシーのことを「ロブ」と言ったのよ。
(※1)ポッドキャスト:音声配信がおこなえるサービスのこと。
それは完全にやっちまったなぁ!!
「ロブ」はデル・ナジャの名前「ロバート」の愛称だもんな!
これはもう、ほぼバンクシー確定なのでは……?!
ついにバンクシーの正体が判明?!
と、こ、ろ、が、なのよ♪
2016年3月3日に、ロンドン大学のクイーン・メアリー・カレッジの科学者たちが衝撃の発表をするのよ。
「バンクシーの正体が分かった」って。
しかもそれが、デル・ナジャではなかったの。
どぅええええ?!?!
だ、誰なんだよ?!
バンクシー特定は、連続殺人犯を追うときと同じプロファイリング(※2)手法を用いたそうよ。
その結果、ブリストルを拠点としているアーティスト「ロビン・ガニンガム」こそがバンクシーの正体だ、と特定されたの。
(※2)プロファイリング:データを集めて分析し、犯人を割り出すこと。
そ、そのロビン・ガニンガムっていう人はどういう人なんだ……?
ブリストルで活動しているグラフィティのアーティストよ。
それ以外の情報はほとんど見つからなかったわ。
でも、プロファイリングで特定されたってことは、ガニンガム=バンクシー説は濃厚ってことだよな……?
わたしも最初はそう感じたわ。
でも、何かおかしいと思うのよ。
何がおかしいんだ?
実は、ガニンガムについて独自に調べてみてTwitterとFacebookのアカウントを特定したの。
すげぇ!!
ただ、あまりにも「バンクシーすぎる」のよ。
これは実際見てもらった方が早いと思うわ。
ガニンガムのFacebookとバンクシーのInstagramには露骨な共通点があるの。
あ!
赤枠で囲っている箇所、表現がそっくりだ!
それだけではなく、ガニンガムのTwitterではバンクシーについて言及しているし、Facebookの投稿でも明らかに「自分はバンクシーである」という雰囲気を醸し出しているの。
それはやっぱりバンクシーだからなんじゃねぇのか……?
確かにガニンガムのTwitterもFacebookも昔から使われていたものだわ。
Facebookに至っては、友達から「バンクシー」と呼ばれている。
ただ、世界中の人たちの好奇心を振り切って、覆面芸術家として活動してきたバンクシーよ?
わたしがちょっと検索したくらいでたどりつくこと自体が怪しいと思うのよ。
それは確かに……。
結局バンクシーの正体は誰なのか?
それじゃ結局、バンクシーの正体は誰なんだ?
それは、誰にも分からないわ。
たとえデル・ナジャだったとしても、ガニンガムだったとしても、バンクシー本人が認めない限りは正体は永遠に謎のままなの。
そうか〜〜。
うちはガニンガムなんじゃないかな〜とは思うんだけどなぁ。
そうね、今現時点だともっとも怪しい人物はガニンガムだと思うわ。
でも、どうかしらね?
これまでも大胆に世界中の人々を騙してきたバンクシーなのだから、ロンドン大学やガニンガムとグルだったとしてもおかしくはないと思うのよね。笑
それは確かにな〜〜〜!!
なんにせよ、覆面芸術家の正体を暴こうなんてそもそも野暮なのよ、ふふふ♪
(ガニンガムのSNSまで特定したルネちゃんがそれ言っちゃうのか……?!)